MySQLでテーブルにデータを追加する(INSERT INTO の使い方)
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ここではデータベースのMySQLで、テーブルにデータを追加するを解説します。
データ追加の「INSERT INTO」文とは
MySQLでテーブルにデータ追加するには、「INSERT INTO」文を用いてデータ追加することができます。
まず、「INSERT INTO」とはどのような意味なのか簡単に訳してみました。
文法 | 日本語訳 |
INSERT INTO | 挿入する |
「INSERT INTO」文を日本文に訳すと「挿入する」となりました。要はテーブルにデータを追加(挿入)するになります。
基本的な書き方は下記になります。
INSERT INTO テーブル名 (カラムの名前,カラムの名前, …) VALUES(カラム値,カラム値, …);
どのテーブルにデータを追加したいので、まずテーブル名を指定して、あとは1件ずつどのカラムにどのデータを追加したいかを記述します。
カラム名を省略した書き方も下記のようにできます。
INSERT INTO テーブル名 VALUES(カラム値,カラム値, …);
上記POINTに当てはめて実際にテーブルを作成してみましょう。
データ追加の前にテーブル作成の準備をしよう
まずはデータを追加するために、テーブルを一つ作成しましょう。
今回は、テーブルnakamaを参考に作成します。
create table nakama (id int, name varchar(10), skill varchar(10));
テーブルnakamaのカラム構造を表示します。
1 2 3 4 5 6 7 |
+-------+-------------+------+-----+---------+-------+ | Field | Type | Null | Key | Default | Extra | +-------+-------------+------+-----+---------+-------+ | id | int(11) | YES | | NULL | | | name | varchar(10) | YES | | NULL | | | skill | varchar(10) | YES | | NULL | | +-------+-------------+------+-----+---------+-------+ |
これで、データを追加する準備はできましたので、次にデータ追加します。
テーブルにデータ追加「INSERT INTO」文の使い方事例
上記で作成したテーブルnakamaにデータ追加を「INSERT INTO」文で作成します。
insert into nakama values(1,’のぶなが’,’勇者’);
これでテーブルにデータ追加を1件分できました。
では実際にどのように保存されているかテーブルを確認してみましょう。
1 2 3 4 5 |
+------+----------+-------+ | id | name | skill | +------+----------+-------+ | 1 | のぶなが | 勇者 | +------+----------+-------+ |
データが1件追加できていますので、さらにデータを追加してみましょう。
insert into nakama values(2,’とくなが’,’賢者’);
insert into nakama values(3,’ひでよし’,’商人’);
insert into nakama values(4,’まさむね’,’魔法使い’);
insert into nakama values(5,’しんげん’,’傭兵’);
データ追加を今回4件にしてみましたので、テーブルの中を確認してみましょう。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
+------+----------+----------+ | id | name | skill | +------+----------+----------+ | 1 | のぶなが | 勇者 | | 2 | とくなが | 賢者 | | 3 | ひでよし | 商人 | | 4 | まさむね | 魔法使い | | 5 | しんげん | 傭兵 | +------+----------+----------+ |
データ追加したのが、5件すべて保存されていることが確認されました。
一度に数件データ追加する書き方もできます。
insert into nakama (id,name,skill) value (6,’けんしん’,’弓使い’),(7,’みつひで’,’神官’);